2023-03-16

言葉があなたの人生を決める

「天に向かって唾を吐く」という言葉があります。

上を向いて唾を吐くと、そのまま自分の顔に落ちてくることから、人に危害を与えるような行為は最終的に自分に返ってくるという意味です。私が若い時、この言葉を頭でわかっていましたが、年齢を重ねると身に染みて理解できるようになった。

その代表的な良い例に、普段使う言葉をとっても納得ができる。

人の悪口、不平、不満事などを自分の口から発すると、その発した言葉通りの現実がやってくることになる。その反対に良い言葉を発していると、その言葉の数だけ良いことがやってくる。

例えば「ありがたい」とか「うれしい」とか、常にプラスの言葉を発していると、またその言葉を言いたくなるようなことが現実に起きる。ポジティブワードは言った数だけ現実にも反映されるから、人生すらも変化する。

全然関係ないんですが、つい最近の出来事。私が夜に近所を歩いていると、向こうから酔っぱらいの男性が大きな声を出して歩いていたんです。「威勢のイイ人が向こうから来たな」と思い、その酔っ払いが何を言っているのかを聞いてみたんです。よく見ると彼は半泣きで「ありがてーな、この野郎!」と全然愚痴や泣き言の類ではなかった。これにはびっくり!

酔っぱらいなので、さぞかしマイナスの感情をぶちまけていると想像していたので、思わず笑ってしまいました。私も彼に向って「そうだよね、ありがたいよね~」と言葉を返し、お互いに苦笑。彼はどんどん良い流れを引き寄せること間違いないでしょう。

言葉というのは生き物なので、自分で考えているよりも気を付けて扱わなければなりません。明るい言葉は周囲を明るくしますし、逆もしかりでナイフのように恐怖感を与えることもできる。

例えその言葉に自分の感情を全く込めなかったとしても、自分の口から発した明るい言葉は自分の脳へ入り、あなた自身を明るくしてくれる。そう、言葉が先で感情は後なんです。

だから「うれしいな、うれしいな」と全く感情を込めずに言ったとしても、何度も言っているうちに本当に嬉しくなってくる。

このように普段使っている言葉は、自分の潜在意識に蓄積されますから他人の悪口を言ったとしても、自分に全部帰ってくる。脳は自分と他人の区別はつきませんから、発した言葉がそのまま潜在意識に残るんです。

そう考えると、普段使う言葉は慎重に選ばなければなりませんね。


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