Beauty and the Beast
2023年の11月頃だったか?仕事をしながらJ-Waveのラジオ番組を聞いていた時の事
どんな内容のラジオ番組だったか、詳しくは全然覚えていないのだけど、そこでインタビューを受けていたのが指揮者の齊藤一郎さん。彼いわく2024年1月にディズニー映画「美女と野獣」の実写版にて、映像に合わせてフルオーケストラを指揮するとのこと。
「美女と野獣に使われている楽曲の譜面は膨大な量で、果たして本当にこの企画が実現できるのか自分でもわからない」と言い放つ。その量はパイレーツオブカリビアンの2倍にも相当するようです。
もう少し掘り下げて説明をすると、エマワトソンらが出演した実写版の映画の音楽部分を齊藤一郎さんが生演奏のフルオーケストラを指揮をしながらお客さんは映画を観覧することができるという意味。こ、これはスゴイことになる・・・そう確信した私はチケットを取ろうと思ったのですが、既に良い席が埋まっていて、2階の端っこしかあいていない状態だった。
美女と野獣という映画自体には、さほど興味は無いけれど、生のフルオーケストラで映画を鑑賞できるなんて夢みたいだ。
で、忘れていた頃に相方がチケットを入手してくれ、なんと前席中央の2列目に席を確保するという奇跡が起きた。
開催場所は東京国際フォーラムAで、5000もある席はほとんど満席になっていた。
※↑こちらは開演30分前の会場の様子
ラインアレイのスピーカーが美しく並び、音響設備は完璧。私の席からはスピーカーを通してではなく、個々の楽器が直接聞こえてくるくらいの距離感。目の前には巨大なスクリーンが大迫力に迫る位置にある。
フルオーケストラを担当したのはオーケストラジャパン。弦楽器、管楽器、打楽器やハープなど総勢100名を超すメンバー。私がまず鳥肌が立った瞬間は、メンバーがステージに出てきて一斉にチューニングを始め、その複数の音がハーモニーになった瞬間。本日の涙腺崩壊が確定された瞬間でもある。
ファーストバイオリン(オーケストラのリーダー)が挨拶をすると、指揮者の齊藤一郎さんがステージに現れた。まだ何も始まっていないのに、客席からは拍手が鳴りやまない・・・
ディズニー映画でいつも流れる「星に願いを」の映像に合わせて、オーケストラの音楽もそのフレーズを奏でている。ついに始まった~!!
本編の感想は明日のブログにてお話させてください。
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