下ネタと3つの配慮
昨日9月3日は私が住んでいる浦安市の駅前で4年ぶりにお祭りがありました。
特設ステージが組まれ、ディズニーの街ならではのエンターテイメントが盛りだくさん組まれていて、人々は活気にあふれていた。
私は地元の人しか知らない蕎麦屋で夕食を取りに行ったのですが、そこで出会った75歳のおばあちゃんと意気投合し、最終的には夜の12時まで飲み明かすことになってしまった。
初対面のおばあちゃんでしたが、永遠に下ネタを喋っていて、途中で私は全くついて行けるレベルでないことを実感。男のわたしが恥ずかしくて言えないことを何の抵抗もなく弾丸のようにしゃべり続けるんです。
そして、途中でそのおばあちゃんのところへ息子さんが合流してきたんです。すると驚いたことに、その親子は信じられないような男女の下ネタで盛り上がっている・・・親子(しかも母と息子)でここまでの下ネタで盛り上がっている様子を今までに体験したことの無かった私は、終始目を丸くして眺めているだけでした。
そんな中、おばあちゃんは息子に対して一言だけ真剣に話していた瞬間があった。ほんの一瞬だけでしたが、私はその言葉の重みに心が響いたんです。その言葉は以下の3つ。
目配り、気配り、心配り
それは息子さんに対して「目配り、気配り、心配り」という配慮をもって他人に接し、人から愛される存在になりなさい、と放った言葉でした。
私もその時は相当酔っていたので、何故下ネタからこんな話の展開になったのかは詳しく覚えていません。しかし、おばあちゃんが語る3つの配慮の意味合いには、こんなことが含まれているのではないかと想像しました。
・目配り、つまりは相手の様子を読み取る配慮
・気配り、つまりは目配りによって読み取った配慮から自分が察したことを気遣う
・心配り、つまりは自分が察したことを相手の心に寄り添って行動すること
このような解釈になるのではないでしょうか。
弾丸のように飛び交う下ネタ談の、一瞬の隙を見て拾った名言。
そこを見事にくみ取った自分、我ながらアッパレです。
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