Mount Fujiのように

2011年も終わりが見えてきましたが、今年は世界的に見ても歴史に年代が刻まれる年だったと思います。ヨーロッパを始め世界の経済が相次いで麻痺しアメリカを始め各地でデモが活発化、中東では何十年も続いた独裁政権から民主化運動へ、北朝鮮の代表はこの世を去り、そして日本では大震災によって甚大な被害を受けてしまいました。そんな中で生活をしている1ミリの点にも満たない自分は、どのように社会と繋がっていたのか？激動の2011年終盤を迎え、そんなことを考える毎日です。どんな形であれ、社会の一員として健全で恥ずかしくない仕事が出来ていればと思います。それは偶々、自分が音楽という分野で活動していますが、仮に何をやっていても考え方は変わらない。2012年もそれは肝に銘じて取り組んでいこうと思います。

今年の12月はインデペンデントで仕事を始めてから、最も良い月となりました。横の繋がりが更に繋がり、自分では想像もできないような広がりを作っています。インターネットというツールを通じて始まった「ご縁」が思わぬ出会いとなったり、親しくしていた方々からの引き合わせだったり、久しぶりに連絡を取れた方からの再会だったりと、あらゆる方向からの「ご縁」に感謝、感謝の年末となりました。

年末の余韻に浸るのはこれくらいで、12月を迎えた時点で、2012年度の青写真を少しずつ描いております。それを実現するには、自分へムチを打ち続け、そして何より大勢の方への協力が必要となります。自分一人の力なんて100パーセント中、10パーセントの力にも満たない・・・沢山の方々に迷惑をかけながら、翌年12月の同じ時期に「今年は今までで一番だった」と毎回言えるよう、切磋琢磨していこうと思います。

2011年、自分が撮った写真でベスト・ショットか？出張先へ移動中に撮った富士山。この山のようにたくましく、堂々とありたい・・・