西村大臣

昨日はカナダ大使館の仕事で朝8時から21時まで、ぶっ通しで働いておりました。

大使館内で日本とカナダのB2Bイベントが行われておりまして、500名規模の出席者の中には国の大臣クラスも参列。日本サイドからは西村経済産業大臣が挨拶をしておりました。

西村大臣は予定されていた登壇の時刻から40分以上も遅れて大使館内にお越しになった。自ら遅刻した理由を英語で述べていたのですが

「I had a long meeting of the national budget committee today…」とか何とか言っていました。要するに参議院の予算員会が長引いてしまったということ。家に帰って夜のニュースを見たら、確かに衆議院の予算委員会が揉めたとのことで、あまりのダイレクトさに笑ってしまいました。

私がPA（音響操作）をやっていたのですが、西村大臣は自分から数メートルの距離。よく見るとなかなかの色男で、舘ひろしに似ている。この人、相当モテるだろうな？と余計なことばかりを考えていました。

カナダ大使館で西村大臣がスピーチしていた内容は非常に面白く、彼が若いころにバックパッカーをやっていて、カナダの観光名所に来たのだけれど、あまりにもホテルの宿泊費が高かったために、記念に写真だけ撮影して他の街へ移動したとのエピソードがありました。それって現代の貧乏インスタグラマーみたいなモノでしょうか？

国を背負う大臣クラスの人間の中にも、若いころはバックパッカーをやっていたというのは印象的。その話を聞いて西村大臣との距離感がグッと近くなったのは言うまでもありません。

カナダの大臣も2名来日をしており、日本とカナダの関係を一層強固な仲になるよう、熱い演説を繰り広げておりました。

非常に忙しないイベントでしたがパーティーの終了間際に、お腹が空きすぎて余ったケータリングの料理を食べまくるという、我ながらチャッカりとした行為もありました。カナダ・ビーフの赤ワイン煮込みが美味し過ぎて止まらなくなってしまったんです。

日本のパーティーでは、スタッフが会場の食事を食べるなんてことはご法度ですから・・・・同僚のカナダ人はワインにまで手を伸ばしていましたが、そんなところがいいんです。