行かないで2021年
昨日の深夜、何気にテレビをつけるとアジア系のアーティストを紹介する番組がやっていました。
韓国のエンタメがズバ抜けていることは、今まで何度も語ってきましたが、その昔に東南アジアを旅し、現地のアーティイストを間近で見た印象は強烈でインドネシアやマレーシアのアーティストも素晴らしい方々が存在することを知っています。またフィリピンの音楽産業は独自の成長を遂げていて、英語圏であることからアメリカ直輸入の影響を受けています。
ブルーノマーズを始め、フィリピンの血を引いたアメリカンアーティストは過去にも現在にも沢山活躍しているという事実。
話は戻り、昨日の番組でカザフスタンのアーティストを紹介された時のこと。私の体と脳は一瞬で引き込まれ、カチンコチンに固まってしまうという事態に。
こちらの映像は今年2021年11月に行われた東京ジャズフェスティバルにオンラインで出演したディマシュ・クダイベルゲンの「行かないで」。皆さんも知っている通り、私の出身地で旭川の誇りでもある、玉置浩二さんが1989年にリリースした曲です。この「Ikanaide」カヴァーがとんでもなくスゴイ!
Dimash Kudaibergen ”Ikanaide” | 20th TOKYO JAZZ FESTIVAL
クラッシク出身ということもあり、絶対的な音程感と6オクターブは超えるという声域。しかも美男子ときている。
この映像を見て、久々にノックアウトされた私は映像をリピート&リピートで泣く寸前まで自分を追い詰める。
そして、今度はオリジナルへと切り替え。玉置浩二がオーケストラに目覚めた5~6年前の香港公演での映像でとどめを刺す!
行かないで 玉置浩二 シンフォニックコンサートin香港
シンプルな歌詞に精一杯の想いを込める彼の手法、この曲が永遠の名曲で日本の音楽史に不滅のラブソングとして刻まれていることをカザフスタンのシンガーが改めて証明している。
2021年最後の締めくくりに、この曲にどこまでも浸ることにする。
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