田舎の駅近物件
コロナで落ち込んだ経済再生に向けて活動を再開した影響で、東京の感染者が増加傾向というのは周知の事実。千葉県、埼玉県、神奈川県も東京に隣接していることから危ないとの報道が流れています。しかし、それって本当でしょうか?
ところで、皆さんは「空き家バンク」をご存じでしょうか?過疎化の進んだ自治体が地方移住を促す政策で、比較的安い値段で不動産を賃貸、売買を行えるシステムです。簡単に説明すると空き家になっている家主と、地方で安く物件を見つけたい方のマッチングビジネスですね。
「空き家バンク」は主に市町村で仲介をしているのですが、申請はアナログで、利用を開始するには直接管轄の役所へ出向く必要がある。ある物件が気になった私は、早速高速を飛ばして車で登録へ。千葉県内の田舎の田んぼ道を抜けると、ポツンと村の役場がありました。
登録を済ませると「空き家バンク」の利用が出来るようになります。なお、登録が終わるまでに数日が必要とのこと。
わたしがネットで発見したのは千葉県内の田舎の戸建てで、駅まで徒歩で歩けるという記載の物件です。帰り際に、その駅の周辺がどのような雰囲気なのか?と思い、車で通ってみることにしました。すると衝撃の風景が飛びこんできたのです!!
駅らしき建物が無いと、探していると踏み切りに差し掛かりました。駅というのは踏切沿いにあるものですよね?車でキョロキョロしながら運転をするのは危険なので、とりあえず空いている場所に車を停止させました。そして、その場所を見渡すとと・・・
まさかの無人駅
小さい小屋には木製の看板に「駅」という文字が書かれている。こ、ここが駅だった!あまりのショックに笑うしかない。確かにここが駅です。
あたりは見渡す限りの田園風景。「まんが日本昔話し」にでてくるヤツです。時刻表を見ると丁度電車が来るタイミングだったので、待っていると・・・
キターーーーーー!!最高です。1時間に1本、ラッシュ時には2本運行しています。これが駅近物件の正体でした。ウソではありません。
冒頭で触れたコロナの話に戻りますが、東京から隣接しているという千葉県。この風景は私の出身地である北海道とあまり大差ありません。こんなのんびりした田舎町で本当にコロナの危機が差し迫っているのでしょうか?
一概に千葉だからとか、神奈川だからとか一括りにしてして、危機感をあおるのは少々違和感を感じます。
東京から車で1時間半、電車で2時間弱。こんな素敵なゆったりと時間が流れる千葉の田舎町が好きになりました。
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