カタチになる瞬間
昨日は横浜の外ロケにて映画のカチンコを打たせてもらいました。
こちらの監督は縁があって知り合うことが出来、現在は絶賛映画の制作中につき直ちにお手伝いをさせてもらう運びとなりました。監督は日本人ですが、カメラマンや製作スタッフは韓国、香港、インドネシア、シリアと国際色豊かな映画好きのスタッフが集まった様子。とても刺激的な現場で、タイトなスケジュールの中、それぞれが協力し合って映像を作り上げる工程は最高です。
私自身も映画の制作工程の中では、脚本を書いたりする地味な作業も好きですが、やはり収録本番が一番に熱量が上がります。どのクリエイターも同じだと思いますが、撮影本番は自分の思い描いたストーリーが実際にカタチになる瞬間。なので、監督やカメラマンなどは納得の行くまでイメージをカタチとして表現したい。
しかし、ロケは永遠に続けられることはできなく、限られた時間内で進行をしなければなりません。そこで時間を管理する制作スタッフの役目は重要なポイント。全体を回すためにはクリエイティブチームに冷静なアドバイスを送らなければなりません。タイムキーパーがしっかりしていなければ、永遠に職人スタッフのやりたい放題になってしまうでしょう。
それを含めて、あーでもない、こーでもないと苦しみ悶えながら過ぎていく時間は貴重な時間。クリエイティブアーティストにとっては至福の時間そのものです。
こちらの現場はまだ続きますが、今後も沢山の現場を経験させてもらう中で、個性豊かな映画人に出会えることは非常に楽しみ。早く自分の作品作りにも取り掛かりたくてウズウズします。
コメントを残す