祭りでエネルギーが上昇
昨日、私の住んでいる浦安市ではコロナ後初となるお祭りが開催されました。その名は「子供祭り」
数週間前から町の至る所に宣伝のための張り紙が張られ、子供祭りがの日程が近くなるにつれ町がソワソワしている。このお祭りは地元の神社が主催のため、近所の人が協力し合ってお祭りを盛り上げようとしているのが分かりました。
そして迎えた当日の早朝。
朝5時頃でしょうか?私は窓を開けて寝ているので、普段は静かな早朝の時間帯に人が集まってくる気配を感じた。早朝からザワザワしていて、普段とは違うエネルギーを感じた。
そこで私は、今日は早めに仕事を切り上げて自分もお祭りに顔を出そうと決意。8時から事務所で仕事をスタートし、何とか夕方には終了できるように黙々と仕事に取り組んだ。
一方、お祭りに参加しているクルーからは、盛り上がっているよ~との一報が。
おいおい、こんなに人が押し寄せている様子は予想外じゃないか?何やら「子供祭り」と称した大人のパーティー。大人が「子供の為」と理由を付けて一番盛り上がっている。そうか、みんなお祭りがやりたいんだよね・・・
浦安市には4年に1回、三社祭というデカい祭りがあるんだけど、コロナで延期になって以来は7年も経っている。この街の人は「三社お祭り」のために生きていると言っても過言じゃない。浦安は元々漁師町だから、祭りごとは派手。ブラジルのサンバカーニバルには敵わないけど、市民が一体になる日。だから、祭りと聞くと黙っていられなくなるんだと思う。
ところで、私はと言うと終わりが見えない仕事を17時で切り上げ、お祭り会場に向かった。そうしたら、何が起きていたか・・・
私が目にしたのは信じられないほどの沈黙と静けさ。そう、祭りは既に終わっていて跡形もなく撤収していた。
途中で近所の80代のじいさんに「お祭りは行ったのかい?」と聞くと
「ああ、久しぶりだからね。沢山写真も撮って来たよ」と満面の笑みを浮かべていた。
その日の夜に街を散歩していると、お祭りで燃焼しきれなかった大人たちが、絡まる足を引きずりながら3軒目、4軒目のお店に足をのばしていた。
町中のエネルギーが上昇した子供祭りという名の大人の祭り。今、日本人に必要なのはお祭りじゃないか?と感じた。
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