2023-01-17

子供のパーティー

DJとして受ける仕事の中で未だに難しさを感じるのが子供のパーティー。下は8歳から依頼を受けた経験がありますが、DJとして盛り上げるのが一番難しい年ごろが、ティーンエイジャーを下回る年齢の子供たち。

先週は10歳の女の子の誕生日パーティーにDJとして招かれ、「この子たちを盛り上げられるだろうか?」という、久しぶりに自分の腕に不確定要素を感じながら、パーティーに参加させてもらいました。

ティーンエイジャー以下の年ごろは難しいけど、逆にアメリカ人の女の子が祝うスイート16などのパーティー(16歳の時に祝う誕生日パーティー)は音楽だけでめちゃくちゃ盛り上がる。

黙々とDJをやっていると4時間も5時間も皆休むことなく、ずっと踊っている。ずーっと盛り上がって、こっちもそろそろネタ切れか?と言うときにオールドスクールをプレイしても、両親の影響で音楽の洗礼を受けているから、古い曲をかけても全然盛り上がる。

私はモバイルDJを職業にしてから、ありとあらゆる年齢層のパーティーを担当させていただいたもの、やはり10代以下のパーティーはまだまだ修行が足りないと感じる。

自分の子供が小さかった時のことを思い出すと理解できるが、そういった現場では自分がNHKのお兄さんみたいなキャラクターになる必要があるかもしれない。とにかく子供たちとコミュニケーションを図って、明るく接し、みんなと友達のように遊ぶイメージだ。

子供たちの名前を覚えることはもちろん、時に一緒に踊ったりも必要かもしれない。わたしは基本的に子供は大好きなので、苦労はないはず。

そう考えたのは、知り合いのオーストラリア人があるパーティーで、そのように接しているのを見たことがあるから。自分の普段のキャラクターを考えると、そのような役作りとは程遠いが、人を楽しませるエンターテーナーとしては必要なのかもしれない。

今回ご依頼をいただいたお客様にはどれだけ満足してもらえたかはわかりませんが、どんなお客様であれ、DJとして仕事の依頼を受けた以上は「みんなに楽しんでほしい」という気持ちは変わらなく、その気持ちが伝わっていることを祈る。


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