2020-10-02

営業でバラまいた結果

出張DJの商売をスタートした2009年、どうやったらお客さんを獲得できるのか?どんな営業をかければ良いのか全く分かりませんでした。

そもそも「DJが出張する」ということ自体、果たして需要があるのかが分かりませんでした。誰がそんなサービスを必要とするのだろうか?疑問を感じながらも、私はこの商売を始めてしまったのです。

10年経過した今だからこそ笑えますが、当時は半年くらい仕事がなく、自分なりに考えた方法で営業を仕掛けるしかありませんでした。

そして考えたのが、全国のウエディングプランナーにダイレクトメールを郵送すること。

こちら↑が2009年に初めてバラまいたダイレクトメール。100枚くらい郵送しました。と言っても当時は今のようにフリーのウエディングプランナーが少なかった時代。全国に点在するプランナーさんの居場所を突き止めるのに、ひと苦労しました。

ダイレクトメールを郵送した後に問い合わせがあったのは100件中3件ほど。実はこれは期待値を超えていました。というのも、100件DMを送っても1件くらい反応があれば上出来と考えていたからです。

本か何かで調べたのですが、DMは1回ではなく数か月後にもう一度バラまくのが効果的と知ったので、その6カ月後くらいにもう一度同じ住所にバラまきました。それが以下のDMです。

最初の主人公が赤ちゃんだったのに対し、今度は少し成長した子供。我ながら素晴らしいアイディアだと感心しました。しかし、そんなことに気づいてくれる人はいなく、ち~ンといった感じ。それでも何もしないで待っているよりは全然マシです。

最終的に、この2回のDMからは長いお付き合いをすることになるプランナーさんを一人獲得することになりました。その方は東北の方で、今でもお付き合いをしていますし、金額的にかなり稼がせてもらいました。

DMにかかったお金は郵送費も入れて1回2万円程度、2回で4万くらいです。それに対して稼いだ金額は・・・・いやらしいので言いませんが、儲けだけではなく、そこから仕事が波及したことを考えると効果は絶大でした。

前例のないビジネスで、どこからスタートしていいか見当もつかなかった10年前。ビジネス的な成功はまだまだ遠いですが、着々と「出張DJ」を仕事として世の中に普及できることは自信につながっています。

おまけの写真↓

こちらはアメリカ人が住む横須賀基地にバラまいたDM。すでに横須賀基地のDJとして契約をしていることを考えると、これも効果があったと思います。


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