2020-10-03

あなたの価値に何をプラスする?

昨日は久しぶりにライブ会場へ足を運びました。お目当ては3名の女性が出演するベリーダンサーのショー。ではなく、そのショーをどのようにカメラで撮影して配信をしているかについてテクニカル的な興味があり、一度見てみたいと思ったから。

ショーが目当てではないと言うとダンサーに失礼ですが、もちろんダンサーのパフォーマンスも十分に楽しませてもらい、当初の目的を忘れてしまうほどショーに没頭したのも事実。

場所は錦糸町で営業をしている「シルクロードカフェ

こちらのお店には以前に何度かお邪魔したことがあり、コロナ前は頻繁にライブショーが行われていました。私が感心したのは、コロナ後に営業スタイルを切り替えてオンラインをすぐに取り入れたところ。店長さんは映像の仕事をしていたわけでも、音響の仕事をしていたわけでもなく、恐らく独学で試行錯誤をしながらオンラインのライブ配信を試みたようです。

ショーが始まり、私が一番すごいと思ったのは、さっきまで料理を運んでいた店員がカメラで撮影をしたり、司会をしたり・・・わたしが思うにプロのカメラマンやテクニシャンなどを雇う出費を賄うために、お店のスタッフができることはやろうというスタンス。これはスゴイ!!

しかも店長さんはPAブースにこもり、一人で音響、照明、カメラのスイッチングと3役をこなしている。こ、これは・・・

実はこの一人3役は私の中にも構想があって、一人でこの3役をどうやるか?その方法をちょうど考えていたところ。というのも、一人で3役出来ればお客さんから徴収する金銭面を抑えてあげることが出来る。そう、安く仕事を引き受けることが出来るんです。商売人にとってサービスを安く提供できるのはお客さんにとって最大の奉仕だと思うんです。

本来、カメラはプロのカメラマン、音響はプロの音響技術者、映像はプロの映像クリエイターがそれぞれを手掛けるのですが、これからの時代はそれではダメ。

例えば、料理人は料理だけ作っていれば良いのではなく、お客さんとの会話や料理提供のサービスもできて、売り上げの管理もできる。タクシーの運転手なら、迷わずに目的地まで安全運転が出来るのは当たり前で、お客さんの目的に合わせた情報伝達(目的地の近くの飲食事情、ホテル事情、天気)が教えられるとか。コンビニのレジ打ちなら、ただレジを打つだけではなく、お客さんの一日を元気にできるほど気持ちの良い挨拶ができるとか・・・

これからの時代はひとり二役や三役の付加価値を持つことは当たり前、専門職プラスでその人の付加価値をいかに高めるかによって、お客さんを喜ばせることができる。

新しい商売も同じことで、今までのビジネスに何かをプラスし付加価値を付けることで新しいサービスが生まれる。ビジネスは組み合わせ次第、日ごろなんとなくやっている仕事に、新しい何かを加えることで生まれるのが「新たな価値」となり、その人の個性や持ち味になるんだと思う。あなただったら、今の仕事に何をプラスできますか?


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