2021-09-30

コロナ陽性 1回死んで生き返る

実は先日までコロナの陽性になり、しばらくベッドで寝ていました。

公表せずに隠しておくこともできたのですが、コロナに感染したらどうなるのか?実体験の記録も踏まえ、書き残すことにしました。(尚、現在は保健所から正式に自宅療養期間の終わりを告げられ、自由の身となっています)

9月中旬のブログでPCR検査を頻繁に受けて、陰性の証明書を手に入れる旨の記事を書きました。2000円で気軽に受けられるPCR検査は、ワクチン接種を拒否する自分にとって、最低限やるべき責任に感じたからです。

今回私が感染したのは経路がハッキリと分かっています。ある仕事で狭い空間に感染者と共に1時間ほどを過ごしました。もちろんマスクは付けていましたし、自分の落ち度はなかったと思うのですが、感染していた方が自分はコロナということに気付いておりませんでした。

その会場では、他にも複数の方が感染しました。誰が悪いとか、誰のせいとかではなく、これがウイルスに感染する怖さなのだと思いました。私は元々気管支炎気味なので、コロナをこじらせると少々厄介なことになると覚悟していましたが、そこは気合で何とかしようと決めていました。

私は濃厚接触者になってから4日後に発症し、すぐに自分がコロナに感染したことを自覚しました。初期症状がどんな症状だったかと言うと、自分の意志とは関係なく、インフルエンザのように強制終了となってしまう感覚でした。体が全く動かず、体の節々が強烈に痛み、頭が痛い。熱が38度くらい出て、ずっと下がりませんでした。平熱36度前後の自分にとっては、かなりしんどい。

インターネットにコロナの初期症状には葛根湯が良いと複数の記事に書いてあったので、病院へ行くまでの2日間は1回2袋ずつ(通常の倍)葛根湯を服用しました。

まあ、そんなモノで治るわけが無く、病院へ行って検査をするとコロナの陽性を告げられ、そこからは保健所の管理下に入ります。保健所からはホテル療養を進められましたが、私は自由が欲しくて自宅療養を選びました。

病院では大量のクスリをもらいましたが、私は服用しませんでした。すると発症から3日目くらいに熱がメチャクチャ上がってしまい、体温計の最高温度を振り切り、体温が何度あるのか?わからない危機的な状況になりました。そうして自宅で意識を失っていた私は、その時に面白い夢を見たんです。

夢の中では黒い正方形の箱があり、そこに自分が入るべきか?どうしようか?と迷っているのです。ただ、その箱は明らかに自分が入るには小さかったのと、そこへ入ってしまうと気持ちよさそうなのですが、何故か入らない方が良い・・という気がしました。

私は高熱にうなされていたのですが、後で気づくとその光景が棺桶の中に入る自分を意図していたことに気付きます。まさか、と思いましたし、単に神様のいたずらかもしれませんが、意識を取り戻し、体中の激痛で寝ても起きても辛い状況の中で「あの夢は何を伝えたかったんだろう?」とひたすら考えました。今考えると笑っちゃいますし、なんせまだ生きてますから。

コロナ感染から奇跡の生還を果たしましたが、大事に至ることなく、こうしていつものように支払いに追われる月末を迎えることができています。

笑えるのは、市から無料でもらえるという、自宅療養者向けのレトルト食品の詰め合わせがまだ届かないこと。市からは「すぐにお届けする」とのことでしたが、もう完治してしまったのに届かないという政治的な後手後手さ。

最後にコロナになって分かったことは、親切にしてくれる方々とそうではない方がハッキリ見分けがついたこと。親切に家まで買い物をして届けてくれた方には感動しましたし、自分も誰かがコロナになったら、同じ親切をしてあげたいと感じました。

とりあえず今年の冬は免疫ができたので、当面は感染することも、させることも無い。黒い箱には、しばらくは迎えに来ないでもらいたい。


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