2011-02-08

Broken Speaker

先週のパーティーでは、ついつい調子に乗ってボリュームをガンガン上げたところ何かが突然物足りなく感じ「おかしいぞ?」と思った時には既に時遅し・・・でした。

機材のセッティングは遅くともパーティーの始まる3時間前に現場に入り、音響を組むのですが、特に会場が大きくなるとその会場のエレクトリックの専門知識を持った担当者がおり、その方と事前の確認をします。

この某会場は以前もご依頼を受けて来たことがあり、その時に電圧が常時87V(日本は通常100V)となってしまい、機材の調子が安定しなかったのを覚えていたので、しっかりとその旨を伝えました。そして今回は100V前後の安定供給を確認。バッチリとパーティーに臨む準備が整いました。

当日パーティーには150人位は来ていたでしょうか、踊る時間になると結構人が集まったので「それなら」と思い、通常8Ω500Wで使用しているパワーアンプを1時の方向へ、900Wでブリッジ接続を施したサブウーファー(低音のスピーカー)は2時の方向まで回っていました。「いや~、それにしても良く盛り上がる、まだボリュームをあげれるだろうか?」と思い電圧を確認したところ、非常に不安定な動き。パーティーの異常なまでの盛り上がりに気をとられ、そこに「Souljaboy」のクランク・ナンバーを一発かましたところ、いきなり音が平たくなってしまいました。

その時に原因がわからないかったのですが、今考えると不安定な電圧供給の中で過電流が発生しサブウーファーのスピーカーを直撃したようです。結果低音がスカスカになりながらも、強引に終盤まで続けさせてもらいました。

家に戻り調べると彼↓の息が止まっていました。

早速新しいパートナーを購入し、スピーカーユニットを交換。見た目はJBLの118Sなんですが、中身はPeaveyのBlack Widow というパワー重視のユニットに組み換えました。

18インチなのでエンクロジャーに組むと30キロを超すのですが、それでも一人運べる軽量タイプだと思います。以前に増しパワーは確実につきました。まさに空気の振動が伝わります。


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