2022-01-31

突破口

予定は未定と言いますが、計画していることがなかなか進まずにイライラしてしまうことは多々あります。

私は次の映像作品を作るために考えていた企画が頭の中にありました。やりたいことは見えていたにも関わらず、いまいち漠然としていて確信が持てない。

と言うのも、この企画はまだお金を生む段階ではなく、今はまだ投資として、そこそこの額のお金を自腹でつぎ込む段階。だから漠然としたままでは前に進めない。そう、実行するにあたって頭の中で鮮明なイメージが描けずに確信を持つことが出来なかった。大きなお金を使うには絶対的な準備と自信を持てなかったんです。

そんな時にYouTubeを見ていた時のこと。

そのYouTubeチャンネルの主催者は登録者がたったの47人(2022年1月末時点)しかいない映像クリエイター。動画は沢山あげているのですが、視聴数はどの動画も30回~50回程度。しかし、彼は私の心に火をつけてしまったんです。他人がどう評価しようが、この方の映像は自分がやりたいことに限りなく近い。

↑こちらの映像は彼の手掛けた作品の中で私の一番のお気に入り。初めて映像を見た時は正直ビビりました。被写体のポールダンサー自体もステキですが、彼女のセクシーさに磨きをかけた映像を見た瞬間、私の心に「ズドーン」とイナズマが落ちたんです。そして思ったんです・・・「よし、こういう作品を作ろう」と。

そこからは早い。私の企画は決心から確信に変わり、アイディアも次から次へと浮かぶ。帆の無いヨットが何か月も太平洋を回遊していた状態から、超高速エンジンを積んだジェット船が陸を目指して超特急で向かうようなスピード感。今まで何を迷っていたのか?不思議なくらい。

そして被写体、撮影場所、アイディアなどが大雨のように降り注ぎ、今はアイディアで頭がパンクしそう。

昨日は撮影のために思いついた場所へ電話をし、その日のうちに内覧をして予約まで取ってきました。それがこの会場↓↓↓

そう、オーケストラを開催するためのコンサートホールです。客席は広いのですが、お客さんは入れない。1人のダンサーをステージ上で撮影をするだけ。なんとも贅沢な使い方です。


↑こちらが客席

ドキュメンタリー映像として一人のダンサーの人生観を描く。そして脚本、撮影、映像編集と全て自分でトライする。「これがやりたかったんだ!」という絶対的な確信。

YouTubeで偶然出会った映像にインスパイアされ、ここまで刺激され一気に気持ちが登り詰めるとは思いもしなかった。遠くカナダの映像クリエイターが届けてくれたプレゼント、彼には早速感謝の言葉を送りました。

悩んで悩んで永遠に解決の糸口が見つからない・・・そう思っても、あきらめないで探し続けていれば突破口が開けるということを学んだ。


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください