Not Crying
これまでにもお伝えしているように、暑さがやわらぐ9月頃から冬本番前の11月頃までにかけてウエディングのシーズンなのですが、先日書類を整理していたところ1年前のウエディング予約表というものが出てきまして、その予約表にはご依頼をいただいた方のお名前や会場、ご要望やタイムテーブルなどが書き込まれており、まだ昨年なのに懐かしさ一杯で眺めていました。
ソウルピーナッツにご依頼をいただくお客様の特徴なのでしょうか?仮にこれが結婚式会場で音響として働いているだけだったら、皆さん似たようなプランを組まれるので、資料を見ただけで思い出せることが少ないと思います。しかしどうでしょう。。。引っ張り出した予約表を見ていると、どれが誰のウエディングかハッキリとその時の状況を思い出すことができます。会場の第一印象や、ご予約の際にお客様とお話したこと、本番時に感じたこと、感動したこと。プレイした入場曲やBGM・・・司会者がイマイチだったな~とか、あの余興は面白かったな~などなど、意外と鮮明に頭に描けるものです。勿論、ウエディングに限らず私が担当したパーティーは、資料に書き込んだポイントをチェックすると面白いほど思い出せるのです。
このブログでも散々書いてきましたが、ウエディング・パーティーのクライマックスに「新郎新婦」から、自分の親へ宛てた手紙というのがありますよね。先日のウエディングもこれが強烈でして、本当に胸が熱くなってしまい、唇を噛みしめて涙を我慢するのに精一杯。(我ながらBGMの演出も最高でした)とても気持ちのこもった手紙を読む新婦様の感情が伝わってしまい、自分の視界がどんどん涙で曇っていくのがわかるんです。この感情を自分でコントロールするのが最近は本当に至難の技で、自分が将来このシチュエーションに遭遇した時の練習と称してPoker Faceに努めている今日このごろです。
この会場は普段は結婚式会場ではありません。何もないところをイチから作り上げていく楽しさ。世界にふたつとないウエディング・パーティーを提供できるのが私達チームの最も得意とするところです。
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