リアルなドラマ
こちらのウエディング会場、今週は1週間で4回もウエディングを担当させてもらいました。そのため毎日のように扱う音源や映像のデータをチェックする作業に追われます。
ウエディングの音響を担当させてもらうことは、同時に映像を扱う担当にもなります。結婚式ではパーティーが始まる前のオープニングムービー、結婚するお二人のプロフィールムービー、当日会場に来れなかった方のメッセージムービー、当日のパーティーの様子を収録し、その場で編集をしてパーティーの終了後に披露するエンドロールムービーなど、扱う映像は豊富にあります。
少ない方で1~2本、多い方では7~8本くらいご用意されます。当日までにご用意してもらった映像を私が事前に確認し、再生に問題がないかチェックをします。そうして日々たまった映像は私のPCの案件フォルダに保存され、今では軽く1000件くらいのデータは保存してあります。
個人情報の観点からは、案件終了後は直ぐに廃棄するべきですが、何故かゴミ箱に捨てることができない。それは私自身にとっても思い入れがある映像だから。もう10年分くらい厳重に鍵のかけられたハードディスクにこっそりと保存をしてあります。
映像をチェックしていると思わず感極まるような人間ドラマもあり、ついつい仕事であることを忘れます。
どんなテレビのドラマよりもリアルな個々のストーリーに思わず引き込まれる・・たかが映像のチェックですが、されど映像のチェック。二人の想いを背負って、ゲストに映像を通してその想いを届けるのも大切な仕事。チェックをしながら、そう感じます。
コメントを残す