食べない人たち
本当ですか?これ・・・
世の中には食事をしなくても生きている人が存在すること、あなたは信じられますか?私は信じられませんでした。この本を読むまでは・・・
この本は食事なしで生きていられる3名の特徴的な方のお話が聞ける本。彼らの共通点は「食事をしなくても生きていられる」ということ。また、それ自体にとても幸せを感じていて、体の調子がすこぶる良いという点。この2つの際立った共通点にページをめくる手が止まらなくなります。実際に私も仕事を中断して、数時間で読破しました。
最近はダイエットで一時的に断食をするとか、食事の量を減らすとかは常識の範ちゅうですが、食べないとはどういうことなのでしょう?実際に読み進めていると、正確には食べていることがわかりました。彼らが食しているモノの正体は「プラーナ」。
プラーナとは、わかりやすく説明すると宇宙エネルギー体のことで、それは瞑想などに用いられる呼吸法によって摂取できるのだそう。
冒頭に登場する秋山さんのお話だけでも十分に価値のある内容で、彼のインタビュー後半に述べられている「プラーナを摂取すること」で得られる人生観についてのお話は愛に満ちていて感動します。
また2番目に登場する森さん(女性)は難病を抱え、その治療に不食を用いたところ改善が図られたとのこと。驚いたのは食事をすると体調が悪くなってしまうこと。
さらに驚きは続き、食べなくても生きていることに加え、この3名は寝なくても元気であり、常に頭が冴えた状態という共通点。科学的には全く解明できないことばかりで、人間の可能性とはいったいどの果てまで続いているのだろうか?と考えさせられる。
人間と宇宙のつながりの糸口が隠れているような、霊的で神秘的な内容。一般人の頭では解釈できない事ばかりで、わたしももう何度か読み返し、自分の想像を超えた話の数々を整理し理解を深めてみたい。
先進国の食料廃棄分で途上国の飢餓が救えることは問題視されており、わたしたち先進国に住む人々の過食により、肥満や糖尿病などを抱える問題は周知の事実。「食べない」は極端としても、食事を減らすことで保たれる健康、そして均等に配分された食料を途上国へ回せば、地球規模で多くの幸せがもたらされるのでは?と、そんなところにまで頭を巡らせてしまった。
感じ方はともあれ衝撃の1冊、お勧めです!
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