DJのまったく新しい楽しみ方
DJの会社だというのに、今年はコロナ以降は全くパーティーが無くなってしまいました。幸いにも私は音響屋と二刀流でビジネスをしているおかげで何とか凌いでおりますが、やはり本業が減ってしまうのは淋しい。DJやりたいですね・・・
しかし、これは自分に限ったことではなくて、世界的に全てのDJが仕事を失っている状況。自分のようなモバイルDJなら数少ないウエディング案件の依頼がありますが、ナイトクラブのDJの仕事はほぼ全滅でしょう。
DJが活動する場も、今後は知恵を絞っていく必要がありますが、オンラインはひとつの手段かもしれません。DJライブをパソコンやスマホのオンラインで見るなんて、現場の空気感も伝わらないし、ましては一人で見ても寂しいだけ!そう思っていませんか?
正直その通りかもしれません。どうしても変えられないのは人と人が交差する現場の熱気、デカい音量から体に響く音圧、DJのライブ感・・・それをオンラインに求めるのは筋違い。楽しみ方が全然違うんですね。
私自身はDJのオンラインライブに積極的に考えていますが、ただ日本の法律だとインターネット上で他人の音源をプレイするための法律が整備されておらずグレーゾーン。暗黙の了解でどこまでやっていいのか、線引きが難しいところです。
それでも最近私が気に入っているのがアマゾン傘下の生配信サービスTwitchというサイト。主にゲーム実況の配信に強いサイトですが、DJの配信も増えており面白い人がチャンネルを持っています。
↑この女性DJは特に好きでJuliennebyさん(jo͞o-lee-en-bē)と名乗っているロスアンゼルスの方。彼女もまたコロナでDJの仕事を失い、オンラインでDJライブを始めたと言っております。恐らくご自宅から配信しているのでしょう、かなりまったりとした中で長時間に及ぶDJで楽しませてくれます。
Twitchの良い点でもあるチャット機能を使えば、彼女がDJをしながらリクエストに応えてくれたり、瞬時に反応してくれるのは嬉しい点。沢山の方がチャットを使いコミニケーションを取りながらDJプレイをするスタイルは、これまでに無く、オンラインならではの素晴らしい点。気に入ったらチップをドネーション(寄付)することもできます。これはDJ側にとって非常に嬉しい事。彼女のようにカワイイ方なら結構稼げるはず。
要するにDJだって、これまでのやり方にこだわらなければ、他にもやり方はあるということ。
最後にオンラインのDJライブは50インチくらいの大画面テレビで大型スピーカーにつないで聞くと、スマホなどと比べて格段に音楽も楽しめます。是非やってみてください!
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