2020-09-30

スマホと別居

スマホの普及は文明を大きく進化させましたが、結果的には人間を退化させていると感じるのは私だけでしょうか?

指先1本で遠方の友人と連絡を取ったり、ホテルや飛行機を予約したり、膨大なスケジュールや資料を管理できるようになりました。

自分の足を使わなくてもSNSを駆使することで人脈や人間関係を広げることができる反面、以前と比べてディープな人間関係の形成さえ難しい。今では恋人と別れるのもスマホで完結できる時代です。

もちろん、スマホのが提供する価値は、ほとんどの面で有益に働きますが、簡単に情報や娯楽を手に入れられる分、気を紛らわせる時間が増え、まともに物事を考える思考力が年々落ちています。

例えばメールやラインなどの着信が鳴るたびに気になってしまったり、自分のアップしたSNSの評価が気になったり、チャンネル登録している動画をつい見てしまったり、株価のチェック、そうだ夕食のレシピはどうしようなど・・・きりがありません。楽しみが増えているようで、全く中身のないその場の思い付きの生活を送ってしまうことになる。

と、これまでのお話は私の例であって、みなさんに当てはまるかは分かりません。私自身このように思うのは、スマホによる「気の紛らわし」を少しでも回避して、もっと生産性のある時間を手に入れたいと思うようになったから。要するに集中力を高めて、もっと自分の好きなことに使える自由時間を確保したいんです。

それには1日に叶えたい目標やテーマを絞って、それが終わるまでは一切スマホを開かない、ベットにスマホは持ち込まないなどを意識的にやってみる。これができれば苦労はしませんが、そうでもしないと、いちいちラインが来たら返信をしたり、ニュース速報が鳴ったら内容を確認したりと、スマホに自分の大切な時間を犯されてしまう。

スマホとの付き合い方、そろそろ真剣に考えなければ・・・特に私のようにスマホに支配される人間はね。


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