本当の試練とは

本日は急遽事情があって北海道旭川へ帰省しております。大人の事情とでもいいましょうか・・・生まれて初めて母親と二人で旅行中？となります。

千歳空港から長い車での旅路、北海道の雄大な景色を横目に幼いころの記憶をたどったり、まだ確信のない未来について話し合ったり。決して平凡な家族ではありませんでしたが、この宇宙で唯一血のつながっている親子ですから、今となっては何でも心を許せる気がします。

どんなに素晴らしい親でも、またどんなにダメな親でも、その血を引き継いだことには何かしらの理由があると思います。そして、どんな環境に置かれた家族でも、ひとりの人生において必ず最低2回は家族や血縁が集まる機会、それが「結婚式」と「お葬式」。

特に私は結婚式の仕事をしているので、これまでに多くの家族の在り方について考えさせられる機会に立ち会いました。結婚式やお葬式は、その方の人生において集大成となる行事ですから、これまでに家族が築いてきた絆や関係性など、在り方が色濃く映るもの。10の家族がいれば、10の家族にひとつも共通点はありません。みんな事情が違い、他と比較することなんてできない。

様々な家族の姿を見ていると、親が子供に接する際の愛情表現は人それぞれ、やはりその親の下で育ったことが最終的に子供にとってはベストなのでしょう。それこそが神様がその親と子を血縁させた理由。子供は親を選べないと言いますがそれはウソで、子供は生まれる前に親を決めてこの世に来ているんです。それを「試練」と言って、要するに現世でその経験をするために「試し」と「訓練」を繰り返し魂が成長していく。

むつかしい話になりましたが、やはり北海道に来たからには酒場で一杯やろう！と向かったのが旭川の通称36街、しかし今日は日曜日でどこもやっていない。ようやく見つけた店に入ると、そこは人で一杯。メッチャ混んでいましたが、他に行くところがないので待つことに・・・

メニューを見ているだけでテンションがあがります！母親と2人でお酒を飲むなんて私が16歳の時以来。（法律的には引っ掛かりますが、時効ということで許して）久々に故郷の味を満喫させてもらいます。

↑イカゴロのルイベ（青南蛮漬けで）