自動販売機ビジネス

ここのところ、街を散歩していると自動販売機が増えたことに気付きました。

今まで自動販売機と言えばタバコとか缶ジュースくらいでしたが、最近は違う。私の家の近所だけでも「馬刺し」とか「もんじゃ焼き」とか「ピザ」なんかも目にします。要するにこれからは何でも自動販売機で売れる時代がくるのでしょう。個人的にはカレーライスとか蕎麦なんかを気軽に食べれる自動販売機があると助かります。

先日は少し気になっていた自動販売機にチャレンジ。それがコレ↓

搾りたてのオレンジジュースを提供してくれる自動販売機。早速500円を入れてどんな工程で出来上がるかを視察しました。

見るのに夢中で、途中の工程写真を撮り忘れました。オレンジは丸のまんまを半分にカットし、その状態でスクイーズされる。確かオレンジ4個くらいを使用していました。お金を入れてから2分くらいで完成、出てきたのがこちらです。

おおっ！衛生的にビニールのフタで密着されている。気温が寒いせいか、販売機内に冷蔵機能がついているからか？わかりませんが、ぬるくなく冷たすぎず、飲み頃の温度。オレンジそのものがおいしいからでしょうか？とても甘い。というか、味はオレンジそのもの、他に何も加工されていませんから・・・

販売機に説明がありましたが、売り物にするには少し傷が入っていたり変形しているオレンジを使用しているとのこと。全然十分です。

ただ、自動販売機ビジネスって日本だから成り立つ。アメリカには屋外に自動販売機を置いているのを見たことがありません。何故かわかりますか？

それは自動販売機ごと持って行く泥棒がいるから。トラックで来て、クレーンでサクッと積んで持って行ってしまうのでしょう。やろうと思えばできなくもない。でもやる価値はあまりない。中に入っている小銭はせいぜい数万円だろうし、そんなんで逮捕されたらカッコウ悪い。自動販売機ごと持って行くって大胆な行動ですが、実は小銭稼ぎのセコイ泥棒になっちゃいます。

自動販売機は人通りの多い敷地に置くことで、寝てる間にチャリンチャリン稼げる夢のようなマシーン。特にコンビニが少ない住宅街などに設置すると結構な稼ぎになるようです。と言っても月に数千円程度だと思いますが・・・

ちなみに、こんな自動販売機は買い手がいるのでしょうか？

先日行った旅先の宿近くに設置してありました。どらやき、まんじゅう。1日にどれくらい売れるのか？

自動販売機はアイディア次第で面白いビジネスになりそう、夢が膨らみます。昔はビニ本の販売機があちこちにあった時代を思い出します。大人のオモチャとか、絶対に売れるんだろうな～。