胸を張ってまっすぐ前を
朝はいつも自宅から仕事場まで歩いて行きます。徒歩5分くらいのところに作業場を借りているので通勤は楽ちん。
毎朝9時前なので、ちょうど普通の方は駅に向かって歩いている時間。私は駅に向かう方向とは逆(駅から離れるように)歩いて行くので、通りすがる方の顔を向かい合うように見ることができる。そこで毎日感じることがあるんです。
これは通勤前の時間なので仕方ないのか?わかりませんが、なんと多くの人が下を向いて歩いていること。
日本人は下を向いて通りすがる人と目が合わないようにしたり、携帯に夢中になって歩いている人が多すぎです。だって歩いている時間っていろんな発見があって面白い時間なハズ。
いつもアメリカに住んでいた昔の話をしてしまいますが、海外で生活をしていると通りすがりの人と高確率でアイコンタクトがあったり、バスの隣に座った人に話しかけたり、かけられたり小さな日常の中で人とのハプニングがあり、これが意外と面白い。
もちろん通りすがりにアイコンタクトをしてくる人の中にはヤバい奴もいるので、それは一瞬でネガティブな「気」を感じるので無視すればよい。東京の通勤ラッシュの中でアイコンタクトをとか、そういう話ではありませんが、もう少し生活の中にマインドをオープンにして余裕を持ってもいいのではないかと感じるんです。
私の知り合いのアメリカ人が面白いことを言ってました。彼は30年くらい日本に住んでいるのですが、同じマンションに住んでいる隣の住人に毎朝顔を合わすので「おはよう」と声を掛けるらしいのですが、今まで1度も相手から返事がなかったらしく、その日の朝に10年来初めて返事をしてもらったと興奮していました。極端な例かもしれませんが、有りえることだと思いました(苦笑)
私も朝の通勤ラッシュを経験していますし、仕事に行く前の交感神経ビンビンな時間も知っているので気持ちはわかるんですけどね。
何が言いたいかと言うと、歩いている時くらい胸を張って、まっすぐ前を向いて歩きましょうと。それだけです。
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