2021-05-30

磨くと楽しい自尊心

男女問わず、自尊心の高い人というのは態度に落ち着きがあり一緒に居て安心感のある存在。何故でしょう?

私自身は人生のほとんどを自分大っ嫌い人間で生きてきましたが、ここ数年でようやく自分のことを許してやることができてから、自分に歩み寄るようになりました。自尊心という考えにたどり着くまで本当に長かったと感じます。

自尊心の有無は、育った環境、両親など身近な人から受けた言葉が潜在意識に入ることで左右されます。なのでこれを大人になってから養うには相当な自己改革と時間が必要でしょう。

自分がどのように自尊心を育てる機会に出会ったかについては先ほども述べたように、まずは自分を許してやることから始めました。自分は許すけど、他人は許さないとかはダメですよ(笑)それは本物ではない。

自分を許せるようになると、不思議と人のことも許せるようになる。自分に情けを掛けられると、他人に対しても情けを掛けれるようになるんです。逆に自分を許せない時期は、他人に対しても絶対に許せませんでした。

自尊心と近い言葉に自己愛ってのがありますが、私はその言葉についてはまだ勉強不足。なんだかナルシストっぽくて敬遠しちゃうんですよね。スマホで自撮りをして「オレ最高だろ」みたいなのをSNSにアップしたりとか、自分大好き人間のことかな・・・まだそれくらいの解釈です。自分大好き人間って承認欲求に飢えていて、他人から認められたいって言うのが見え隠れしている気がするんですよね。まあ、自分にとっては次のステップになりそうです。だれか自己愛について詳しい人がいたら教えてください。

自尊心は別の言葉で表すと「絶対的自己信頼」だと思うんです。99対1で自分の意見が1であろうが、そんなの関係ない。他人からどう思われても全然気にしないし、とにかく自分の考えに1ミリのブレも無くて、決めたことをやり通すということ。決断への確信、意志の強さ、志の高さ、目に見えないチカラをも味方につける人間のことで結果を出す人のことです。今の自分は2割ほど身についたので残り8割で完璧です。

1代でソフトバンクグループ帝国を築いた孫正義さんは、子供の頃に父親から「お前は天才だ」と言われ続けて育ったことは有名な話です。

余談ですが、彼が子供の頃は学校の先生になりたかったようで、当時は日本国籍を取得できなく、仕方なく企業家を目指すようになったと自伝書に書いてありました。夢を抱いた子供時代に「国籍」という、自分ではどうにもならない抵抗に屈辱的な想いをされましたが、結果的に企業家に身を置くことで世界にデジタル革命を起こし、独りの意志力から始まった可能性は周りを巻き込み今では地球規模でビジネス界を振動させてます

自尊心とはその字のごとく、自分を尊く想う心の在り方のこと。自分に敬意を持てれば他人に対しても敬意を払うことが自然に身につきます。敬意をもって人と接することが出来る人と言うのは、平たく言うと「誠実で好感の持てる人」のこと。

相手が自分よりも若い人だろうが、立場の違う人であろうが、時に人間以外の生命体であろうが誰に対しても平等。自分を大切にするのと同等に他人も扱ってくれるということ。普段から自分の時間も他人の時間も尊重しているから、時間に遅れるとか絶対にないんです。

自尊心を磨くことで人間力、たましい力を上げられれば、もっと素敵な明日が待っていると思うんです。だから、まだまだ磨き続けたい自尊心。私は自尊心を少しだけ身に付けたことで自分の人生が確実に変わりました。そして私の次なる目標は自己愛、目指せナルシスト!


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