2013-03-05

Love of My Life

皆さんは長く続けていることって何かありますか?

趣味のゴルフ?結婚生活?愛犬の散歩でも良いでしょうし「映画鑑賞を続けている」という人は、続けているというよりは、好きで見ているだけかもしれませんが、それでも良いと思います。長く続けていると、その知識がどこかでお金に化けたり、思わぬ人生展開を生むこともあるでしょう。例え金銭的な事を望まなくても一般的に悪さ以外を「長く続ける」ことは良いことの方が多いように思います。

ボクの場合長く続けていることは、もちろん「音楽」だと言えます。小学校4年生(10歳?)のころに初めてドラムに触れた時から、来月の誕生日までをトータルすると32年間にも及びます。ドラムを32年間やっていれば、もっと素敵だったのですが、途中ダンスや作曲、シンガーなど道を外れながらも「音楽」という土俵の上で苦しみながら、現在のDJ という職業にたどり着きました。

やはり、その過程の自分史を振り返ると、音楽と自分の付き合いは「愛」に満ちていたのでしょう。私が裏切ってもヤツは裏切らず、苦しい時は心を癒し、元気が必要な時はエネルギーを与えてくれました。悲しい時はとことんドン底へ突き落してくれますし、淋しい時はそっと隣に居てくれました。そして生活の環境がキツくなるほど、音楽への依存度が高くなったことも事実。現在は若い時に比べ、生活のレベルは数段に上がりましたが、いまだにヤツから離れたくない。特に最近よく感じるのですが、Hip Hopに改めて恋をしてしまいまして、ヒップホップを聞いている時間が楽しくてしょうがない。病気でしょうか?いいえ、違いますよ、きっと。

アメリカ人の立場から描いた、日本人寿司職人の「二郎は鮨の夢を見る」というインディーズ映画は、当初ニューヨークの小さな映画館のみで公開されていましたが、最終的には全米で250万ドルの興行収入を得た、というニュースが話題となっております。ミシュラン3つ星を6年連続獲得し続けている87歳の職人さんは「自分の仕事にまだ頂上が見えない」と言っており、「自分の仕事にとことん惚れ込むこと」を熱く語っています。これを聞くと、自分はまだ生まれたての赤ちゃんレベルだと思わされてしまう。

苦しいことを「続ける」って大変です。でも、自分が惚れこんでいることなら容易ですね。苦痛を感じません。

私のミッションは、この愛に満ちた「音楽」を多くの人に届けること。生涯を通じて自分にどこまでできるかは分かりませんが、沢山の愛を注いでくれた「音楽」に、残りの人生をかけて恩返しをしなければ・・・と思っています。

 


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