2023-03-14

病気は治る

2019年の調査によると、日本人が一生のうちにガンと診断される確率は男性が65.5%(2人に1人以上)女性が51.2%(2人に1人)です。

また2021年のデータでは日本人がガンで死亡する確率は男性が26.2%(4人に1人)女性が17.7%(6人に1人)となっています。ガンは全体的には減っている傾向があるらしいのですが、死亡原因のナンバーワンであることに間違いはありません。

私は小学校の低学年の頃に「原因不明の皮膚ガン」と診断された経験があります。幼い私に対し、病気の詳細は伝えられなかったのですが医者は「そんなに長くは生きられない」と私の保護者に伝えていたようです。

自分がガンだと知ったきっかけは、そのガンが自然と治癒した後でした。あまりにも奇跡的に回復したので海外の医学誌に取り上げられたほど。写真などの著作物を掲載するために、幼い私に対し契約書にサインを求められたのを今でも覚えています。

今振り返ると、当時の私は家庭環境が原因で非常に強いストレスを自分に与えていました。誰のせいでもなく、自分ではどうにもできない無力の中で自分を執拗に責めていました。でも、一旦その問題の解決へ糸口が見つかると自然とガンは良くなっていったから不思議です。

また私は10年くらい前にバセドウ病になりました。バセドウ病とわからなかった時期は本当につらく、寝たら治るだろうくらいに思ってた。でも全然治る気配がなくて、信じられないほどつらくて、しかも一気に10キロくらい痩せたんです。病院で「バセドウ病」と聞いた時は何のことかチンプンカンプンで、お医者さんは「手術をしない限り、一生治らないかもしれません」と言い切った。

実際にバセドウ病という甲状腺疾患は、そこに至るまでの明確な要因が分かっていない。多くはストレスや遺伝と言われているが実のところは現代医学でも解明されていない。正直言ってお医者さんも分からないし、治せないんですよ。

ただ、今考えてみるとバセドウ病を発症した時期は死ぬほど忙しかった時期と重なり、毎日のように日本中を飛び回っていた時期でもある。出張DJとして明日は富山、次の日は長野、東京に戻ったら2日後は関西へ。そんなスケジュールをこなしていた。

手術をしないでバセドウ病を治療するには毎日薬を服用しなければならない。私はコロナワクチンでさえ1度たりとも体内に入れることを拒否したケミカル嫌いですから、薬に対してはすごく抵抗がある。できれば、そんなモノは飲みたくないんです。で、どうしたか?それはストレスを徹底的に減らす生活を試みたんです。

まず、自分が不快に感じる人にはなるべく近寄らない。ストレスをまき散らしているような人っていますよね?そういう人には関わらないようにした。(家族の中にこのような人がいると難しいですが・・・)

あと、自分が関わっている苦痛な仕事とも縁を切った。これが出来るのは私が会社務めじゃないからですが、イヤな仕事はきっぱりと手放した。で、出来るだけストレスを軽減して(人と関わっている限り全くストレスが無い生活は無理)毎日心が軽くなるように生活をシフトしたんです。その生活習慣を続け今年で4~5年になりますが、今ではバセドウ病の薬から2年以上も解放されている。

要するに、自分の過去を振り返って悟ったのはガンとか病気になるのは「ガンバリ過ぎる」のと「ガンコ一徹」の時だと気付いた。特に頑張り過ぎてりる時は神様が「お前さん、少しゆっくりさせてやる」と言って病気を与えてくれる。それに気付いたんです。

だから今は働いてくれる会社のスタッフに「オレできない~助けて」って平気で言っちゃう。前だったら「そんなこともできないのか!お前はクビだ」みたいな人間で、今考えると最低でした。そんなガンコオヤジだったから、自分の仕事は増えるばかりだし、そうやって自分にプレッシャーをかけ続けていた。

数年前までは人に「任せる」ことや「頼る」ことは恥ずかしいことだと思っていた。でもよく考えると、人間って自分だけだと「一馬力」だけど、人に頼ることが出来れば「百万馬力」にもなれる。だから人のチカラを借りた方が断然ラクだし、効率がイイ。

何が言いたいかと言うと、今なにかの病気になってしまった人は、これまでの自分の生活を振り返ってみることをお勧めしたい。病気には必ず自分が蒔いた原因があるハズ。そこを見つけることが出来れば、人間が本来持っている治癒能力が機能して、あなたの生活も病気も良くなっていくと思うよ。


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