2014-03-10

My Sweet Home

若きサラリーマン時代は「オンとオフのスイッチを切り替えろ!」とか先輩に言われたものですが、自分で商売をするようになって、そのスイッチが背中に付いていたら便利なのにな~と思うことがあります。この状態がいつもオンなのか、いつもオフなのかはわかりませんが苦しい状態でないことは確かです。逆に言うと「やらされてる感」がないので、スイッチを入れる必要がないのでしょう。と、突然そんなことを考えました・・・

さてさて、結構前になりますが2月は久しぶりに北海道に帰りまして、愛しき我が町「旭川」を堪能して参りました。子供のころは一度も行ったことのない「旭川冬祭り」に足を運びまして、この年で初めてちゃんと参加した冬祭りの楽しさに感動しました。参加した日はちょうどオープニング・セレモニーの夜だったのですが、巨大な雪像に映した最新鋭のプロジェクション・マッピングと音楽のコラボレーションは感動の連続でしたね。やるじゃん、旭川!今は考えられないのですが、10代の自分は「故郷」という観念が嫌いでしたね。もっと刺激のある街を求めて東京に来たのですが、これがまた散々で・・・今となっては笑い話ですが、旭川という生まれ育った町があること、ホンマ誇らしく思います。

誇らしいと言えば、先月いただいた出張DJの依頼。本当の意味でのホームパーティーで12畳ほどの自宅のお部屋に参加者は10名ほど。旦那様のサプライズ・バースデイということでお伺いしたのですが、伺った先で実は僕自身が心を打たれました。体の状態が深刻に不調な旦那さまが「誕生日くらい六本木のクラブにでも行きたいな~」とつぶやいたのをしっかりと聞いていた奥様。インターネットでソウルピーナッツを探し当ててくださり、お部屋をスモークマシーンで煙だらけにし、レザーでガンガンに照明を入れました。もちろん音楽は旦那様のお好み想像して、あれやこれやとプレイ。爆音にはできませんでしたが、普段のお部屋が六本木のクラブになった瞬間ですね。泣いて喜んでくださり、この上無い喜びを共有させてもらいました。私自身も絶対忘れられない思い出となり、この仕事をやっていて本当に良かったと久々に身震いしました。このままオン&オンで突き進みたいな~と。

—————————————————————-

↑この巨大な雪像に大迫力の映像が映し出された。中学校の頃はこの会場の裏に住んでいたのに、一度も冬祭りに来たことがありませんでした。

—————————————————————

華やかなライティング・ショーと音楽、そして花火で派手なオープニングを飾りました。つまみも酒も旨いし、やるね旭川!!

 


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください