Amazon, Jason Derulo
先日は音源のデジタル化のお話をしましたが、パソコンでダウンロードをしてアルバムのCD を購入する・・・というのは、何とも味気の無さが残ります。最近はダウンロード時にジャケットの画像やデジタル・ブックレットも付けてくれますが、自分はやはり肌でCDに触れたい。新品のCDパッケージを破る時のドキドキ感。新しいCDの紙の匂いや、そして指紋ひとつ付いていないCDの記録面(裏側)で自分のにやけた顔を映す。
このCDの購入にありがたいのが、アマゾンの通販システムです。別にアマゾンのまわし者ではありませんが、昨日購入したJason Derulo のセルフタイトル・アルバム「Jason Derülo」は昨日の時点では900円。しかも2枚同時購入だと更に1割引き。プライム会員になっていれば、朝注文してその日に配達されるという画期的なシステムです。欲しいアルバムと発売日は常にリストアップしていますから、1枚より2枚同時購入は当たり前。アメリカのアマゾンでは同じCDが6ドル99セントで売られていましたので、日本円だと630円ですよ!大型新人の新譜でこの値段は、かなりの魅力があると思います。9曲しか収録されていませんが、こういったCDの売り方は今後CDの売り上げに大きく貢献すると思います。なんせ、ダウンロードより安いのですから。。。。
ちなみに、余談ですがCDをアマゾンで安く買うコツは、出来れば予約販売(プリオーダー)をすること。後からキャンセルも出来るので、とりあえずは予約をぶっかましておく!後は、輸入物は値段の変動が激しいので、なるべく一番安いリリース直後を狙って買うことです。日本のレコード会社の方には申し訳ないのですが、海外の国内盤は値段の割にちょっと努力不足だと思います。1~3曲のボーナス・トラックで1.5倍の値段設定はCDのへヴィーユーザーには魅力が薄い。対訳や歌詞にしてもこれだけネットが繁栄しているのだから、興味があれば直ぐに調べられますし・・・逆にそれだけの値段を払っても、もっと価値を感じられれば購入につながると思います。その価値というのは、また今度話しましょう。
Jason Derulo / Jason Derülo アルバム・レビュー
2009年の秋にデビュー曲「Whatcha Say」をリリース。新人ながら全米チャート1位を獲得するという快挙を達成。本作は≪9 Hits 1 Album≫(要するに全曲ヒットを狙う)と自信を覗かせているが、アルバムをトータルに手掛けたのはジェイソン・デルーロ本人と、仕掛け人であるレーベル・オーナーのJ. R. Rotem (本名Jonathan Reuven Rotem )氏。ロッテンはサウスアフリカ出身のユダヤ系移民(白人)と意外な経歴だが、近年はリアーナの「S.O.S」をヒットチャートに送り込んだのを皮切りに、ロッテンのレーベル「Beluga Heights」大黒柱であるSean Kingston (シャーン・キングストン)など数多くのプロデュースを務め、ここ2~3年のヒップホップ界をかき回している人物。現在、セカンド・シングルとしてリリースされた「In My Head」はロッテンが最も得意とするロックっぽさを前面にちらつかせた4ビート。収録曲「The Sky’s the Limit」は映画「フラッシュ・ダンス」でアイリーン・キャラが歌った「What a Feeling」イントロダクションから80年代の再ムーブメントを連想させる。全体的に非常にポップ、白人音楽と黒人音楽の境界線を越え、新時代の到来を予感させる。
Jason Derulo のバイオグラフィーはこちらから
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