いまかい?奈良の大仏
恥ずかしながら、生まれて初めて奈良の大仏を間近で見ました!
時間は午後17時少し前。閉館時間ギリギリに到着し、修学旅行の学生とヒトに慣れすぎている野生の鹿をかき分け、猛ダッシュで東大寺に駆け込む。途中、おろしたての新品スニーカーで鹿のウンチを沢山踏みつぶしていることに気付き、泣きそうになりながらも閉館までに絶対大仏を拝もうと必死で駆け込んだ。
東大寺の本殿に入るまでの巨大な金剛力士像に圧倒され、もうこれで充分じゃないか?とすら思えるスゴさ。
日本国民なら普通は若いころに誰でもこの地に訪問しているのでしょうが、私はなんせ初めて・・・目に入るものすべてに対し、ひとりで目を丸くして「スゲー、スゲー」と連呼していたので、近くにいた外国人はグーグル翻訳で「スゲー」の日本語訳を検索していたでしょう。
で、この門から東大寺本殿までは結構距離がある。閉館ギリギリということもあり、館内は静まり返っていましたが、閉館まで残された10分を満喫せねば・・と更にエンジンを加速する。
そして、本殿に入ると教科書で見るやつが目の前に現れた!!鎌倉のヤツとは別物
「うひょ~、スゲー」
ここからは目に焼き付ける時間と、写真に収める時間を半々に時間配分。写真ばっかり撮っていると、画面越しに景色を見ることになりテレビと同じ、その時の感動が薄くなりますからね。目の前に映っている情報を脳天へ送り、心へ感動を与える時間が必要です。
それにしても、こんな巨大な寺院や仏像が1000年以上も前に人間の手によって建築されたなんて、人間の能力は今も昔もさほど変わっていないことが実感できます。
また、建物自体は何度も修繕が加えられたとのことですが、現代にこうして歴史的な建造物として残っていることも信じがたい。私としては全てが初めて目にするもので初めての体験、日本人としてかなり出遅れましたが、たくさんの感動をいただきました。
そう考えると、日本人として経験していないことや訪れていない場所がまだまだ国内にも沢山あるな~と。
短い人生の限られた時間をこうした経験に使うことの重要性をあらためて実感します。
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