カルト集団と過激な信仰
先日、アマゾンのプライムビデオを見ていると以下のようなドキュメンタリー映像が公開されていました
番組内ではエホバの証人やファミリーインターナショナルなどアメリカにおける様々な新興宗教を取り上げる中で、私の目を引いたのがサンクチュアリ教会(世界平和統一聖殿)という組織。名前から簡単にお察しいただけるように、統一教会の創立者である文 鮮明(ぶんせんめい)氏の7男が主宰をしている新興宗教の団体。
何がどう衝撃だったか?それは次の写真をご覧いただくと想像できると思う。
見ての通り、サンクチュアリ教会の指導者ショーンムーン氏を中心に信者が自動小銃を構えている。これは一体何故か?
それは新約聖書のヨハネの黙示録、第3章11節に記されているキリストの言葉
「わたしは、すぐに来る。あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい。」
この聖書の一節を「銃を持つこと」と解釈し、家族の身を守るための銃の所持を正当化しているようだ。
ドキュメンタリーの映像内では教団内の合同結婚式の際に、信者が銃で武装している姿に異様な光景を見て取れる
もちろん、信者の一人一人は悪い人間ではないと思うし、決して銃が人を傷付けるわけではない。ただ、洗脳によって間違った解釈をする人間が少なからず出てくることをドキュメンタリーの取材者は懸念している。
また一見して、イスラム国やオウム真理教にも通じる思想に、近隣市民の声が厳しく反発を招いているようだ。
私はそこまで信仰深い宗教家ではないし、他の宗教を悪く批判するつもりはない。自分が信仰する宗教は自分が決めればいいのだから。
世界には様々な価値をもった思想家がいて、その自由も守られるべきだとは思う。
ただ、人の弱みに付け込んで不幸になったり、生活が破綻するほど金銭的に追い込んだり、人を傷つけたりするような宗教に本当の神は存在しえない。それは絶対に確かな事だ。
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