一般人がお金持ちになる唯一の方法
私が尊敬する出版プロデュース界の土井英司さんが貧乏人がお金持ちになるために通らなければならない道としてNoteに以下のような記述を残しています。
この記事でザクッと刺さるのが次の言葉。
労働収入をもらいながらキャッシュを貯め、時間の余裕を作って成果報酬型の仕事に挑む。人生において成功の道のりは、あなたが我慢して貯めたお金=「成功への試行回数」なのです。
順を追って解説しましょう。
一定水準以下で生活している人が経済的な自由を得るには、まずは自分の考えたビジネスで投資をするための資金をためること。それには生活水準を下げ、チャレンジするための「生産性を上げる」という解説がされています。
土井さんの記事ではライターさんを例えに説明しています。
1. 労働報酬=例えば1記事につき10000円、本1冊で50万円など
2. 成果報酬=自分の本を出版する行為など。印税制で成功すれば10万部のセールスで1000万円、100万部で1億円など収入は青天井
まずは労働報酬を得て成果報酬のチャンスを得るための資金作りをすること。自分の本を出版するには労働時間ばかりで休みなしになっては、本を書く暇がありません。だから成果報酬の試行機会を作るために時間を作る必要がある。
また、労働収入で得たお金で高い車を買ったり、マンションを購入して無理なローンを払っていたのではビジネスへの資金に回す余裕がなくなります。だから同時に生活水準をある程度下げる覚悟も必要ということ。平たく言うと我慢して貯めたお金をどれだけ投資にまわせるか?がポイントになる。
また「生産性を上げる」という点については、いかに少ない時間(チャンス)の中で効率よくクオリティーの高い価値を生めるか?という説明があります。半年で1冊の本を書くよりも2冊かけるようになれば、試行回数は2回になりチャンスも2倍になる。
個人的には、ほとんどの方が試行回数を重ねる時点で結果を出せずに諦めてしまうのだと思います。
こういうことを考えるようになったのは、私が昔アーティストとしてレコード会社に自分の楽曲を送っていた時期を振り返ってみた時。
早朝は市場で働き、そこで得た労働対価で生活し余った時間をアーティスト活動につなげていました。
数か月かけて2~3曲を制作し、自分で作った音楽の作品(Demo Tape)に資料を付けて50社くらいに郵送する。3か月後に2~3曲完成させて、また50社くらいに楽曲を送る。そんな生活をしていた時期がありました。
反応はマチマチで、そこからデビューも出来たのですが、あの時に50社じゃなくて100社にしておけばとか、500社にしておけばもっと大きなチャンスがあったのでは?とか今になって振り返る。当時は最大限に努力していたつもりになっていましたが、今考えると、なんて甘かったのかと感じます。
一般人が経済的な自由を得るには、まずはそれに着手するための資金作り。そして試行回数を重ねて、チャンスを増やすこと。回数を増やせば増やすほど、そこからヒットする確率が高くなる。
これを地道な努力と呼ぶか?はわかりませんが、ビジネスで成功し金持ちになる法則は、今も昔もこの方法しかないのだと思います。
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