信じられない牛乳
先日、足を伸ばした千葉県内のマザー牧場が非常に面白かったので、今週は成田ゆめ牧場という所へ行ってきました。
この牧場は1887年から現在まで134年も牧場を経営しているらしく、いわゆる観光施設と言うよりは本格的な牧場経営を主体としたレジャースポット。東京ドーム7個分の敷地を誇ります。
平日だったせいか(というか緊急事態宣言中だし・・・)人はまばらで、従業員の方が多いのでは?という状態。ヤギとか羊とか、動物が放し飼いにされエサも豊富にもらえて動物たちにとってはパラダイスでしょう。
それにしても従業員の方々は皆動物に親切で、フンの処理なども常に掃除が行き届いて清潔に保たれています。常に動物のことを考えて行動している姿を見ると感心します。動物想いの人間に悪い人は居ませんからね。
さて、ここの牧場の名物は何と言っても「牛」なので行ってみましたよ、牛舎へ。
知らなかったんですが、牛って、メチャメチャ人懐っこいんですね!私が牛舎へ入ると、すぐに色んな牛が寄ってきて舌でぺろぺろ舐められました。こ、これは牛タンじゃないか!
白と黒の黒毛和牛は食用になってしまうらしく、茶色いジャージー牛は牛乳専用のウシらしい。わたしが牛を珍しそうに眺めていると、牛の世話をしている従業員の方が説明をしてくれました。
今年生まれたばかりの子牛も沢山いて、とてもあどけない顔でカワイイ。エサは干し草よりもコーンなどを混ぜたものが人気でした。
この牧場には北海道育ちの私でさえ驚くような事件が起こりました。それは牛乳です。
牧場の売店に「牛乳には自信がある」との文言があちこちに書かれているので、じゃ試しに飲んでみるか、と騙されたつもりで購入。今までも散々関東の牛乳には残念な思い味わった経験から、今回も大した期待はしていなかったんです。ところがドッこい!
これ、口からウロコ?そんな表現はありませんが、とんでもないシロモノです。
まずフタを開けた時点で牛乳の成分がヨーグルトのようにフタにこびりついて、ギョギョギョって感じ!
成分無調整はもちろん、低温殺菌、ノンホモ(脂肪を均一化しない)なので牛乳の本来の味が楽しめるらしい。ひとくち喉に流し込んだ瞬間に「コレは別物だぜ!」とハッキリわかりました。
この牛乳を飲んでしまったら「スーパーで売ってる牛乳ってなんだろう?」と誰もが感じるでしょう。なんと説明していいか難しいですが、生クリームみたいなトロミでバターみたいな風味でした。北海道でもこんなの飲んだことありません。
小さい瓶で1本190円でしたが価値はあります。見つけたら絶対にトライしてみてください。仮に美味しくなかったら、わたしが責任をもって全額お返しします。
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