田舎生活を試みる
定住しない生き方、まるでジプシーのような生活様式ですが、コロナを機に私もトライしてみたいと思っていました。仕事があまり固定されていない今だからこそチャレンジできる。やるなら今しかない!と方法を探ることに。
そこで興味を持ったのが、1カ月定額44000円で全国の好きなところに住めるAddressというサイト。1か月に44000円を支払えば、サブスクリプションで日本全国、北は北海道から九州(沖縄も予定)まで気に入った所に住むことができます。
魅力的なのは電気、ガス、水道、ネット回線の使用料まで含まれていて、不動産に必須な保証金や契約金等も不要。更に契約者と同伴であれば、本人の他に1名まで追加料金なしで利用できる点。
1月に問い合わせをした際は割引キャンペーンで1カ月あたり38500円(税込)をやっていて、早速申し込みを入れると面接があるという。
逆に考えると、面接をしてくれた方が変な人が加入できなくて良い気もしましたが、その際にご担当の方にZOOMにて詳しい説明を受けることになりました。
ご担当の方に一番最初に聞かれたのは「このサービスに加入する際は今の住居を引き払いますか?」ということ。私は即答で「いいえ」と答えます。さすがに固定住居を引き払ってまで全国を放浪する覚悟はありませんので・・・
この会社のオプションには自分だけの拠点が持てるサービスもあり、その登録をすれば住民登録もできるとのこと。ジプシー生活をすると郵便物の配送先や契約時の住所記入などに困りますからね。
この生活を試すことができれば、将来どんな土地に身を置こうとか、日本の様々な景色を見ながら物思いにふけようとか、想像力がどんどん膨らんで楽しみで胸がときめきます。しかし!そうこうしている内に、バタバタと仕事が入ったり、やるべきことを淡々とこなしているうちに実現することが難しくなくなりました。
結局、現在はこのサービスを利用することを半分あきらめてますが、沢山の本を抱えてテレビも携帯も見ずに田舎で毎日を過ごす夢はお預けに。
それにしても面白いサービスがあるもんです。ビジネスはアイディア次第ですが、郊外の空き家率が年々高まっていく中、サービスを提供する側もサービスを受ける側も、双方がウィンウィンな関係の商売は世の中に貢献しながら成長できると思います。
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