DJ会社の社長が採用したいDJ人材
普段から多くの若手DJより雇用のアピールがある。DJを職業にできるなんてスゴイし好きなことを仕事にするなんて夢のよう。ただ、ちょっと待った!興味を持ってもらうのは嬉しいが、誰でも無条件に採用することはできません。
どこの会社でも同じだが、仕事をしてお客様からお金をもらう以上、働き手にもある程度の条件を満たしてもらわないとお話にならない。DJはロックスターじゃないし、そもそもこの仕事は想像をはるかに超える地味な仕事ということを理解しているだろうか?特にモバイルDJというスタイルは営業DJであり、クライアントの要求を満たせないDJ(つまり職人)に次の仕事の依頼は来ないのである。
以下によく勘違いされる残念な応募者の特徴を記載してみる
- 自分はDJを10年やっていて特にスクラッチには自信がある、といったスキルのみをアピールする方
- 日本にジャパニーズラップを広めたいっス、的な自分の世界観を会社に求める方
- 自分はやる気はあります、と言いながら説明していることに対しメモもとらない方
- 履歴書に何のアピールも無い方
- 音楽のことを全然知らない方。興味すらなさそうな方
ひとつずつ解説する
残念な応募者の特徴
1 自分はDJを10年やっていて特にスクラッチには自信があります、といったスキルをアピールする方
・今までの過去の栄光や経験を求めていません。例え豊富な経験があっても白紙から仕事に取組むという姿勢の方が高感度アップ。しかもスクラッチなんて現場では何の役にも立ちません。
2 日本にジャパニーズラップを広めたいっス、的な自分の世界観を会社に求める方
・自分の世界観ではなく、会社の価値観を共有してもらえる方がありがたい人材。当たり前ですが・・・
3 自分はやる気はあります、と言いながら説明していることに対しメモもとらない方
・まず少しでもメモを取る習慣のある方はほぼ間違いなく仕事を覚えるモードに入ろうとする人。発言と行動が伴っているか?小さな約束でも必ず守るか?時間に遅れないか?などはペイペイでもやる気さえあればできる事。多くの経営者や管理職の方が人材を見極める際に注意を払っているポイントだと思う。
4 履歴書に何のアピールも無い方
・論外。あなたに一度会ったことがないのに、履歴書にアピールが無い人をどのように判断したらよいのだろう?学歴や職歴で適材な人材かどうかを判断する人事はいない。書類選考の時点で100パーセント不採用だ。
5 音楽のことを全然知らない方。興味すらなさそうな方。
・残念!こういった部類の人間が仕事を進めていく間にこの専門分野の知識について理解を深めていくことは、まず無いだろう。その会社の取り扱っている商品(DJなら音楽)に対し、事前に勉強もしてこない応募者はすぐに見抜ける。
かなりレベルの低い話になってしまい残念だが、恥ずかしながらDJという職業に対しては応募者の意識が極端に低い現状がある。どんな職業でも会社に貢献したいという熱意があることは少なからず武器になる。若い求職者にはそこだけは少なからず注視して欲しい。
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