2010-09-10

Good Old Music

自分の年齢を考えると70年代や80年代など等の古き良き音楽と言うのは外せないのですが、だからと言って今の音楽がキライなわけではありません。ひたすら昔の音楽にしがみつくタイプの方々が決まって口にする言葉は 「昔の音楽は良かった、、、今の音楽はワケがわからん!」と。自分と同じ世代のミュージシャンに多く見られる傾向ですが、果たして本当にそうでしょうか?

私思うに、昔の音楽にしがみついているから、今の音楽についていけなくなり、結果としてワケがわからなくなるのです。自分もそうなったら、音楽を伝える者としては勿論、人間としても時代を理解する力がなくなった時だと解釈しています。昔のジャズや80年代のポップス、サルサやゴスペル、現在のR&Bやヒップホップまで、魂のある音楽は一貫した良さがあることを忘れてはいけません。

このようなことは日本人だけに限ったことではありませんでして、私の知る痛烈な音楽ファンであるアメリカ人達も同じ傾向であると言えます。一番わかりやすい例は現在のヒップホップ。彼らいわく、自分が青春時代を共に過ごした90年代のヒップホップは素晴らしかったが、今のは全部同じに聞こえてしまい、全然つまらないそうです。悲しいことに、そういった方に限って今の音楽で青春できる瞬間を楽しもうとしていないんです。

そして、それは私に言わせれば完全に耳が退化している証拠・・・確かにプロデューサーの質がEasy Money(金儲け)に走っていますから、一部でつまらないシーンがもてはやされていますが、それはそれ。非常にクオリティーの高い、音楽に自分の一生を賭けているアーティストもウジャウジャいて、まだまだ捨てたもんじゃないですよ。

80年代といえば、先ほど面白いビデオを見つけまして、ちょうど去年の今頃でしょうか、40代の主婦が主催したホームパーティーでのこと。ボク個人的には経験の少ないバブリーな時代のディスコ・パーティー音楽でして、DJ をやりながら主婦のパワーを肌で感じた熱狂したパーティー体験でした。

恐らく昔メチャクチャ遊んでいた世代の方々って、ある程度子育てが落ち着くと、昔のようにハジケたい願望があるんです。(自分も同じ派です)でも実際にはいい歳して踊れるところなんてない・・・・そこで登場するのがソウルピーナッツの面々。80年代パーティー、また依頼が来ないかな~と恐る恐る考えています。

半年前まで80’s Party の企画を温めていましたが、また復活させようかな?


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