2014-07-14

Wedding DJ

つい先日のことですが全米ブライダル協会が主催する「第13回日本セミナー」にてウエディングDJの大役を務めさせていただきました。日本ではまだ認知度の低いDJとウエディングの関係ですが、ここにきてようやくウエディング・パーティーにおけるDJの重要さを取り上げていただくことができ、とても感激しました!

このイベントの主旨は実際にアメリカのウエディングでDJがどのような役目を果たしているのか?という疑似体験をしてもらうこと。全体の司会進行に加え、音楽的な演出や、ダンスの時間を有効的に楽しく使うことなど、欧米のウエディングには欠かせないDJの役割を解説させていただきました。参加者の多くはウエディング・プランナーさんで日本全国からこのセミナーのためにお集まりくださったようです。実際に名刺交換の挨拶に来てくれた多くは、関東以外(特に関西圏)の方が目立っており、向上心溢れる個々の力に圧倒されっぱなしでした。

私自身もまだまだウエディングDJに関しては発展途上で、参考にできるひな形も存在しないため、試行錯誤を繰り返しているというのが現状。ラジオDJ的な巧みな会話力が必須な分野であり、この果てしない挑戦が逆に面白くてやめられないのです。1ヶ月くらいアメリカに研修旅行に行ければ良いのですが・・・

そしてこの日のスペシャルゲストにお越しいただいた桂由美先生のスピーチでは、こんなことを語っていたのが印象に残っています。「現在日本の多くの結婚式はどれも似たような内容になっています。本来は10人のプランナーさんが考える結婚式は10通りのパターンがあってもいいと思います」と。本当にそう思いませんか??私の考えでは10年単位で考えると、これからの日本のウエディングはもっと自由化が進むと思います。価格帯はもちろん、ステイタスや形式、場所など、不況の少子化世代に育った方々は自分たちにとって価値のあるお金の使い方を選ぶはずです。今までのように業界主導の有利なビジネスは少しづつ崩れ、個々の価値に見合ったフリーウエディングが見直されてくると思います。その結果、お金に余裕のある人はこれまで以上に選択肢が広がるため豪華なウエディングができるようになりますし、金銭的に余裕のないカップルでも予算に見合ったウエディングが出来るようになれば良いと思います。「お金がないからウエディングは出来ない」という事態は極力避けられれば良いと思います。

そんな日のためにも、私たちの様なウエディング・ビジネスに携わる人間が、あらゆるリクエストに応えられるビジネスの枠を確率して行ければ良いのです。だから私の様なウエディングDJに司会をしてもらってもいいし、友達に無料奉仕で司会をしてもらってもいい。ギャラは弾みますがテレビの有名アナウンサーに司会をしてもらってもいいんです。そんな枠をもっと沢山増やしていくことが今後の課題であり、現在飽和状態にあるブライダル業界に差し迫った問題だと感じてなりません。

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↓アメリカではハリウッド女優などセレブのウエディングを手掛けるデザイナーでフローリストのNisie Vorachardさんと。偏見ではないのですが、花屋さんなのにマッチョな男性が彼女をサポートしているなんてショックでした。

 
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笑わないでください!桂由美先生とのツーショット緊張しすぎですな。。。名刺交換で手がブルブルでした。

 
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素敵な国際結婚のカップルでした。写真は新婦様のお母様のスピーチにて。愛について非常に感動的なスピーチでした。

 
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ウエディングDJをもっと普及させたい。まずは自分自身がもっと成長しなきゃね。


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