レストランショーの演出
先日は東京タワーの店舗に入っている知人のSiddique Palaceというパキスタン料理店でレストランショーがありDJ、照明、音響のご依頼で仕事をしました。
こちらの店のオーナーはパキスタン人のシディークさんという方。最近お付き合いが始まり、飲みに行ったりしている仲になりました。
関東圏内に何店舗かお店を経営しているバリバリのビジネスマンで、飲食店経営の他にも輸入なども手掛けています。コストコで販売しているマンゴーは彼の会社がパキスタンから仕入れて卸していると言ってました。
東京タワーの店舗内なので何故かテンションが上がります。レストランショーとひとことで言っても演出的には簡単ではなく、普段は飲食店なので演出用の機材は全て持ち込まなければなりません。この日は音響機材も持ち込みましたが、一番大変だったのは照明機材のセッティングになります。
脚立に登って短い時間内に照明機器を吊ったり、DMXというシステムを使って操作を試したり・・・通常は2人で行う作業を全部ひとりで頑張ってみる。
仮に照明とか音響とか無い環境でレストランショーを行った場合、どうなるのか?
まぁ、それは悲惨です。どんなに上手なエンターテイナーが出演しても、素人の学芸会みたいになってしまいます。
裏方の重要性に理解のある演者は少ないですが、SHOWを支えているのは確実に裏方の人。主役のエンターテイナーは裏方に支えられているからこそ、安心して自分のパフォーマンスが出来るんです。メッチャ偉そうな事をいってますが、これ本当!
逆説的に言うと、裏方の演出ががっちりサポート出来ていれば、少しくらいヘタなエンターテイナーでも何とかごまかすことができる。
もちろん、今回サポートさせていただいたエンターテイナーは皆さん実力者揃いのダンサーばかりでしたので、より素晴らしいステージ作りが実現し、お越しになったゲストを楽しませることができました。
コロナの規制が暖和された今だからこそ、飲食やイベントの依頼が殺到しております。人々の心を豊かにするためのエンターテイメントがようやく復活してきた感触ですね
中東舞踊に私のアラブDJ、そしてパキスタン料理という組み合わせ。これは自分が参加者として楽しみたいイベント。
満足度は帰り際のお客さんの顔でわかると言われていますが、この日のパフォーマンスを見たお客さんは皆さんもれなく良い笑顔でした。めでたし、めでたし(合掌)
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