2013-09-17

出張パーティー屋

さて、前回記事の続きになりますが「ソウルピーナッツ・プロダクションズって一体何の会社?」と聞かれることがとても多いのですが、それを説明したところで皆が1回では理解してくれていないことに最近気づきました。何故そう思ったかと言うと、1回説明した相手が、また同じことを聞いてきたり、1度説明した直後に「で、最終的には何でしたっけ?」って要点を求めてきたり・・・結局のところ、日本にパーティー文化が根づいていないので、頭にイメージしにくいのでしょう。ただ、単刀直入に言うと「出張パーティー屋さん」なんです。簡単でしょ?

10代の大事な時期を無駄に?アメリカで過ごしてしまったボクは、毎日のようにパーティーへ足を運ぶ毎日。そうそう、1週間に7日間パーティーへ通っておりました。そのほとんどはニューヨーク・マンハッタンで行われる非常に音楽的なパーティーで、DJが会場を変えて日々イベントを企てていました。(丁度その時期のフライヤーを記念にため込んでいるので、それは又の機会にお見せしましょう。80年代のスゴイDJが名を連ねていて、びっくりしますよ!)それはイイとして、このとてつもないDJ達のやっていることって、日本に帰ってしまうと、同時にオサラバとなってしまう。それが本当につらかった。このパーティーライフは自分にとって楽し過ぎたんです。だからパスポートが切れる直前の5年近くもニューヨークで過ごすことになったのです。

日本に帰ってきても、あのパーティーの記憶が消えることがありませんでした。大好きな音楽に身を包まれる楽しさ、踊る楽しさ、音楽を通じての解放感、自分の場合は音楽にまつわる関係が楽しさの要因ですが、そこに仲間が集まったり、人々が交流したり、美味しい食事が提供されたり、楽しく飲めるお酒が加われば、そんな贅沢な時間の使い方はないと思いました。しかもわざわざクラブやディスコでやる必要はないんですよ。どこでも出来るのです。

だから思ったのです。「誰でも気軽に楽しめるホームパーティーのような空間を提供しよう」と。場所はどこでもOK。クライアントには場所とお客さんを沢山連れてきてもらえれば、あとはこちらで空間を作って全部手配しちゃいます。現にソウルピーナッツが音楽以外にも飲食の手配や、エンターテイナー、プランナー(←これはお客様自身の方が良いが)など、パーティーに必要なモノは揃えられるノウハウがある。あとはパーティーをしてもらうだけ!と、ここで日本の宴会文化との摩擦が少々生じているのですが・・・・

だから、初めて会う人を含め、みんなに言っています。「日本にもパーティー文化を!」と。週末が待ち遠しくてたまらなくなる。音楽がもっと好きになる。お酒がもっと美味しくなるよと。ただの音響屋さんと思っている同業者の方!そうじゃないんですよ、私は日本の文化をちょっとだけ変えたいと思っている「出張パーティー屋さん」なんです。

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今年行った「夏パーティー特集」。都内某会社の屋上にて。

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こちらは横浜の会場で隣がスタジアム。会場の熱気に負けないほどDJを頑張っちゃった。

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こちらは9月14日に行われた大森公園での一枚。音響で参戦しました。ビヨンドさんプロデュース&ケータリングは最高!

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先日、都内で行われたウエディングでの余興。大雨の中、バリ舞踊を披露。余興中は雨がピタリと止んだ。

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おまけ写真。アメリカの超人気コメディアン、George Wallaceと。


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